RubyKaigi2024に参加しました。
2024年5月15日から19日に沖縄で開催されたRubyKaigi 2024に参加しました。今回は2023年の松本での参加に続く2回目の参加です。
体調について
残念ながら、2日目あたりから風邪っぽい症状が出てしまい、3日目はホテルと会場を行き来しながら休み休み参加しました。after partyやRuby Music Mixinには参加できず、非常に無念です。5月18日にはホテルから出ず、この文章を書いています。
セッションについて
RubyKaigiのセッションは、Rubyを使っている人ではなく、Rubyを作っている人のセッションが多いです。昨年は事前準備が不足していたため、理解できないセッションが多かったですが、今年は事前にセッション内容を調べたり、ChatGPTに質問したりしていたので、理解できない状況は減りました。
セッション内容は昨年の続きのようなものも多く、YJIT、Ractor、RBS、パーサーなど、今後も参加を重ねていけば、より楽しめるようになりそうです。特に気になったセッションは以下の通りです。見逃したセッションも多いので、YouTubeでのアーカイブが楽しみです。特に、Ruby Commiter Worldが見たいです。
The Frontend Rubyist
An anthropological view of the Ruby community
- LT中で紹介されていた本: An anthropological view of the Ruby community
無料でダウンロードできるとのことです!教えていただき感謝します!
The book of @anthrolanguage is also available for free as a pdf officially here: https://t.co/aWa3OEnbAx
— Andi / アンディ@RubyKaigi (@largo) May 19, 2024
If you have any questions about my ruby.wasm LT talk, please let me know :)
YJIT Makes Rails 1.7x Faster
RubyKaigiについて
コロナ禍が収束し、大規模カンファレンスが復活する中で、RubyKaigiは少し特殊な印象を受けるカンファレンスです。
- Rubyという国産言語のもと、多くのコミッターが集まること
- コミュニティの人数が多く、カンファレンス期間中は街にRubyistが溢れること
- 歴史が長く、地方コミュニティも含めて一度に集まるため、同窓会的な雰囲気があること
参加者のレベルは様々ですが、会自体は「Rubyを作る人」のセッションが主体です。参加者は「Rubyを使う人」が多く、登壇者をヒーロー的に追いかけるエモさを感じました。
ホテル(民宿)でXを見て思いましたが自撮りが多いのもヒーローが集まるこのカンファレンスならではの特徴かも?(これがMatzがキーノートで言ってたRubyKaigiの価値観の破壊かも?)
沖縄について
5月の沖縄は昼は暑く、夜は涼しいため、完全に油断して体調を崩してしまいました。初日にもっと暖かい格好をして寝ていれば、2日目以降の体調不良は防げたかもしれません。
コンビニやお店の文化は東京と大きく異なり、何をしても楽しかったです。滞在期間中、さんぴん茶を数え切れないほど飲みました。ご飯も色々食べたかったですが、風邪の症状によりあまり食欲がありませんでした。
次回の開催場所について
会社のメンバーと予想していたのは札幌、石川、新潟などでしたが、次回の開催場所は松山(愛媛)と聞いて驚きました。ただ、松山はクラフトビールのお店が多いので、次回も是非参加したいと思いました。
まとめ
今年のRubyKaigiは体調不良で十分に楽しめなかった部分もありましたが、多くの有意義なセッションを学ぶことができました。来年も事前準備をしっかりとして、健康管理に気をつけながら参加したいと思います。Rubyコミュニティの一員として、今後もこのカンファレンスを楽しみにしています。